2011年10月28日金曜日

新居の省エネテクノロズィー

こんにちは。
今日は我が家(新居)の省エネテクノロジーを紹介します。

被災地に行って感じた事。

津波の被害はみんなの思いできっと復興できる!
しかし
原発はどうにもならん!!!

そこで、電力に頼りすぎない暮らしを実現しようと始めた家作り。

はてさてどんなテクノロジーをHAPPY井原君は使ったのやら。

素晴らしい未来はひとりひとりの選択で決まると思う。
草屋根の犬小屋
草屋根を施工できる防水屋さん
富山ゴーレックスの津幡さんちの犬小屋

ご自宅を草屋根にしてらっしゃいます。
その姿勢に感動。
草屋根施工工事
塩ビの防水シートです。

草の根はステンレスやガルバニウムを溶かし瓦やアスファルトを砕きます。
塩ビなら大丈夫!?

津幡さんがご自宅で実証されています。
俺は信じる!

草屋根は真夏でも屋根温度が30度を超えないそうです。
(瓦や板金は80度くらい)
ですので室内が−5度くらい涼しくなるそうです。

エアコンとのお別れ。夏場の消費電力を抑えます。
(まぁもともと好きじゃないので使ってないですが(笑))

たとえ浸水する可能性が高くても(瓦とかに比べて)
誰もやってなくても
前例がなくても

自分ちの草屋根に寝っ転がって星を見る。
ロマンチックなほうがいいと思う。

断熱。セルローズファイバー
新聞紙です。

新聞紙の古材にホウ酸を混ぜて綿状にして吹き付けます。
6年前にこの方法を知って、「これだ!」と確信していました。
直感です。

施行中

富山にこの工法のパイオニアがいて、嬉しいです。
そして設計士さんとも意気投合。

とてもいい流れです。

少しコストはかかりますが、これで家全体を断熱します。
ここの社長さんは無暖房無冷房です。
こちらも自宅で実践している超かっこいい人。

うちは薪ストーブ一個で家全部を暖めます。
ですので、家はトイレと風呂以外に個室がありません。

山小屋やコテージに毛が生えた感じにします。

実家のとなりの新居の里山は木が豊富ですので、暖房には困りません。

薪を切り出して、じいちゃん達が残してくれたうちの山を美しくするのが楽しみです。
(今は荒れ放題。じいちゃんゴメン)

被災地に行って感じた事

金なんて紙切れ。

食べ物を作れる事。
薪を切り出せる事。
家が造れる事。
焚き火をおこせる事。
どんなに素晴らしいか。
梅干しとか保存食が作れる事

ある程度はわかっていて、実践していましたが、より確信しました。

薄汚れたJAの帽子が似合うおっさんになりたい!!
そう感じました。

今まで利便性やお金を重視して、お金にならない里山を放置して来た自分がかっこ悪いです。
僕の生まれた場所はなんて美しいんだろう。
じいちゃん達が大事にしていたモンはなんて有り難いんだろう。

僕はそんな暮らしを実践していきたいと思います。

今年は新聞やテレビに出たりしましたが
臆せずにメディア露出して、こんなアホなやつもいるよー!
ってことをアピールしたいなと思っています。

そして、ひとりひとりがいい感じの選択をしていってくれたら
きっとみんながHAPPYな未来になると信じています。

ほんの少し勇気とロマンがいりますが。


とはいえ
いくら省エネでロマンチックでも

家がかわいくなかったら美しくなかったら誰も見向きもしないでしょうし
眉間にしわよせて能書き言ってたらつまんないヤツだし

何よりかわいくないもんを建てるのは罪です。環境破壊です。

かわいさにもまっすぐにロマンチックに向き合いますぞ!!
アートして遊ぶぞ!

富山省三氏
うしろの菅笠の人は僕(笑)

設計士さんのご紹介で
まったり山歩きのガイドをさせて頂き、新居の木仕事をお願いすることに。

普段は好々爺ですが、ノミを握ると鬼気迫るものが!

おもわずニヤニヤする俺。
跳ね出した屋根を支える木

支えてる!!っていう生命力を表現して頂きました。
さて、どんな感じになるか。

家ん中
例の栗の木がうまいこと入りました。

もう完全にノリです。
計算とかそんなんじゃこんな自然物は家に取り込めません。
ロマンです。
こちらは藤森照信氏の作品
神長官守矢史料館

諏訪湖まで見に行ってきました。
古い建物に見えますが、鉄筋コンクリート築10年です。
周囲の田園風景と調和した建築。
ハートにずどーんと来る建築です。

新居も実家の里山と調和した建物に仕上げたいです。

杉板塗り作業

赤、緑、黄色、茶色
の4色の木の板を外壁にウロコ状に張ります。

紅葉の山
春の花が咲いた山

四季を通じて風景に溶け込むような色合いにしたいです。

さて、どんな感じになるやら。

またお伝えします。


もちろん仕事もちゃんとやってますよ〜〜〜
あいかわらず忙しい日々ですが、慣れてきました。
身体と目は(エッジ研ぎは目が疲れる)バキバキですが・・・

極薄ストラクチャー
国体でもワールドカップでもおまかせください。

とことん滑る板に仕上げます。
ステップソールも好評です。
精巧に仕上げています。

忙しそうなHAPPY井原君ですが

昔から

「仕事は忙しい人に頼め」

と言われています。
良い仕事しまっせ〜〜〜

ご依頼お待ちしております。

2011年10月23日日曜日

アバランチナイトIN富山

日本雪崩ネットワーク(JAN)が主催するイベントが富山で行われます。

詳細はhttp://nadare.jp/2011/10/2012-season.html

私も行った事ないので内容は説明できませんが、行きます。

び!!っときた方現地でお会いしましょう〜〜〜


11月10日富山市民プラザで18時半〜20時です。
予約が必要の定員60名です。

予約は上記URLからできます。