2012年2月17日金曜日

お客様各位 パウダー愛好者各位

シャルマン火打での遭難の記事を読んで
http://charmant-hiuchi.jp/archives/5856


ゲレンデコース外は山です。

ゲレンデから気軽に山の準備も知識もなしに山に入るのと
山に行く準備をして山に入るのと

意識が違うようですが、山はいつもちゃんと山です。

山では
雪崩はもちろん起きるし
誰も助けに来てくれないし(運良く来たとしてもすぐには来ません)
地形を間違えるとすぐに迷うし(下ればどこかに出る。はとても危険!!)
夜になるとものすごく冷えるし
滝壺や川に落ちる場所にロープ張ってないし

自分の知識と技術と判断で安全を確保しないといけません。

山でのパウダーは楽しいけど、充分な山の知識と準備をしてから楽しんでもらえたら嬉しいです。

HAPPYでは山を滑る為の道具のチューンナップを行っていますが、みなさんどうか安全に滑って欲しいという気持ちも込めて作業しております。
板の整備が山でのトラブルの原因にならないように丁寧にミスのないように仕上げています。
お話できるお客様には山の事をお話しています。

でも、それだけじゃ安全は確保できません。
どうか皆様もう一度「山を滑る」という事について意識して頂いて、自分の安全は自分で守るということを再考して頂けたらいいなと思います。

私は職業がらお客様や友人から山(もしくはコース外エリア)に連れてって欲しいと言われますが
充分な山の知識と準備と技術が無い方をお連れして、安全に案内して差しあげれる自信は私にはございませんので、お断りさせて頂くかお茶を濁させて頂いております。

悪しからずご了承くださいませ。

雪崩の危険の少ない日にゆるやかな起伏の山へ
スノーシューや歩くスキーでピクニック
ぜひご一緒しましょう!

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